cpu

CPUの歴史

初期のコンピュータは、一つの部屋ほどもある大きさで、一つの演算を行うために毎回配線を変える必要がありました。電気的な情報を処理するためには、何らかのスイッチを必要としますが、このようなコンピュータでは実際に配線をつなぎかえるという方法をとっていたのです。

やがて、リレースイッチや真空管が用いられるようになりましたが、それでもまだまだサイズは大きく、故障も多く、信頼性の低いものでした。処理速度は数MHz程度であったといわれています。

CPUが小型化し、複雑な構造を持つようになったのはトランジスタをスイッチとして使うようになってからです。これによって信頼性は上昇し、また消費電力は格段に低下しました。この段階で処理能力は10MHzを超えています。

トランジスタはプリント基板に配置されていたため、CPUも複数のプリント基板でできていましたが、ICの登場によって一つのCPUが一つのIC内に納められるようになると、処理速度は格段に上昇し、数GHzにまで上昇したのです。

ここまでが、「集積回路の性能は18ヶ月〜24ヶ月ごとに倍加する」という、いわゆる「ムーアの法則」が成り立っていた時代で、ここ数年はそれほど上昇しているとは言えなくなってきていますが、次で述べるデュアルコアなどの技術などが開発され、少し違った視点で処理能力の向上が研究されています。